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「任意整理」の進み方(返済計画の交渉、和解書の取り交わしから返済再開まで)

  • まずは、弁護士が正確な負債状況を調査します。
    消費者金融の場合、2週間~3週間程度の時間が必要です。
    カード会社の場合はもう少し時間がかかり、3週間~6週間程度です。
  • 「任意整理後、いつから返済をスタートするか」についても、事前にご相談させていただきます。
    想定する返済スタート時期に向けて、返済交渉を進めていきます。
  • 債権者の構成や会社数にもよりますが、「正式ご依頼」から、返済の「和解書面取り交わし」まで、3か月~5か月程度のケースが多いです。

任意整理を実施するにあたって、まず正確な負債状況の調査が必要です。

状況調査のため、3か月から5か月ほど返済を止めていただきます。
その間に、生活を立て直してください。

「消滅時効が完成していないか?」
「過払い金が生じていないか?」
こうした調査・確認も、全件について必ず実施します。

きちんとした調査が完了し、あなたの債務状況が判明した段階で、最終的な進め方についてご相談させていただきます。

まずは「名古屋駅 弁護士の無料法律相談」をお申込みください。

1 まずは無料法律相談

メールフォームかフリーダイヤルにて、無料法律相談をお申し込みください。
法律相談は、名古屋駅すぐの当事務所にて、弁護士との面談による相談となります。
(電話相談は行っておりません)

無料法律相談では、「債務の総額」や「借り入れ先」など、現在のご状況を弁護士が聴取し、今後の具体的な進め方について、詳しくご説明を差し上げます。
まずは「任意整理の手続が、どのように進むのか」について、大まかなイメージを持っていただきます。その上で、任意整理により得られるメリット、想定されるリスク、本件において注力して対処すべきポイントなどをご説明します。

「どの解決方法がよいか、よく分からない」という方は、「自己破産」や「個人再生」についても、それぞれのメリット・デメリットも含め、丁寧にご説明します。
疑問点や、ご不安な点があれば、どんどんおっしゃってください。
当事務所でお手伝いをする場合の弁護士費用についても、この段階でご提示します。

法律相談は、2回目以降の相談も含めて完全無料です。

「無料法律相談を受けていただいた後、正式ご依頼をされるか」は、ご自由にお決めになってください。
法律相談のみの場合、ここで終了となります。

当事務所の方から、依頼を強制するようなことは一切ありません。
「一度持ち帰って、家族と相談してから決断したい」というご希望も、もちろんOKです。

2 弁護士への正式なご依頼

正式なご依頼を希望される場合、契約書の取り交わしに移ります。
「委任契約書」を作成し、弁護士から費用も含めた契約内容について、詳しくご説明を差し上げます。
ご納得いただけましたら、委任契約書にご署名・ご捺印をいただきます。

弁護士費用のお支払いは通常、お振込みでお願いしております。
法律相談の当日に、現金をお持ちいただく必要はありません。
※弁護士費用は一括払も可能ですが、ほとんどの方が分割払を利用されています。具体的な支払いペースについては、担当弁護士とご相談ください。

3 業務開始です。すぐに電話や取り立てを止めます。

<受任通知の発送>
ご依頼後すぐ、借入先のカード会社や消費者金融に対して「弁護士が債務整理を受任しました」と書面で通知します。この通知には「今後の電話や手紙は、ご本人ではなく、弁護士あてに行ってください」と明記されています。
この受任通知により、取り立ての電話や督促状の郵便は、すぐに止まります。

当事務所ではご依頼の直後から、すぐ業務を開始します。「弁護士費用を少し入れるまでは動いてもらえないのか」という心配をされる方がいらっしゃいますが、そうした事はありません。

弁護士にご依頼後は、借り入れ先への返済は全てストップしていただきます。
取り立ても止みますから、破産費用の分割払が終わるまでの間、生活を立て直してください。

4 債務状況の調査を行います。

まずは、「どこから、いくら借りているのか」を、きちんと調査します。
借り入れ先の会社から、取引履歴や債権額届出書の発行を受け、その内容を弁護士が確認して正確な債務状況を把握します。

かつてカード会社や貸金業者は高い違法金利を取っていたため、取引状況によっては過払い金が発生している可能性があります。過払い金が明らかになった場合には、交渉や裁判を行ってキッチリ返還させます。回収したお金は、弁護士費用や今後の返済資金にあてることもできます。

5 調査結果をもとに、返済計画を立てます。

「とこから、いくら借りているか」の調査が完了した後は、
「どのようなペースで返済していくか」を検討していきます。

法律相談の際にも、「月々いくら返済可能ですか」というお話をしていますが、この段階で最終的な返済予算を決めていただきます。

ご希望の「返済予算」「分割回数」をもとに、弁護士が返済計画を作成しますから、無理なく返済していける内容かどうか、よく検討してみてください。

また、任意整理を行った後、返済を再スタートする時期についても、ご希望をお聞きします。
一般的には、弁護士費用の分割払と、債権者への返済の再スタートが重複しないように設定します。

月々の返済予算、返済開始時期など全体的な方針について、ご本人様の了承を得た後、いよいよ相手会社との交渉開始となります。

6 債権者(借り入れ先)との交渉を開始します。

相手会社に返済計画を送付し、返済交渉を開始します。
こちらの提案した返済計画が、そのまま通ることもありますが、返済の「金額」や「回数」について相手会社からの注文や条件が出されることもあります。
できる限りご本人様に有利な条件となるよう、弁護士が交渉を進めていきます。

交渉に際しては、返済額や分割回数について、ある程度の「幅」をいただきますので、その範囲内で合意可能な場合は、そのまま和解を成立させます。
事前にご了承いただいた「幅」を超える条件が出た場合には、必ず持ち帰ってご本人様に確認を行います。

7 交渉を成立させ、和解書(示談書)を取り交わします。

返済計画について、相手会社との合意が成立した後は、書面の取り交わしを行います。
返済に関する和解書(示談書)を2通作成し、双方が記名押印した上で、1通ずつ保管する形となります。

和解書への記名押印は、弁護士の名義で行います。ご本人様のサインや押印は一切不要です。

8 「和解書」と「返済計画表」をお渡しします。

相手と取り交わした和解書(示談書)および、この内容を一覧にした「返済計画表」を作成して、ご本人様にお渡しします。
「どこまで支払ったのか、分からなくなってしまった」ということがないように、毎月の支払をした後で、返済計画表にチェックを入れていく方法がお勧めです。

「家族に知られたくないので、弁護士から郵便物を送らないでほしい」という方は、当事務所までお越しいただいてお渡しする方式や、PDF化したものをメール添付する形でお送りするという方式も可能です。ご希望がありましたら、どんどんおっしゃってください。

9 返済を開始していただきます。

和解書(示談書)に定められた内容にしたがって、返済を開始してください。

任意整理によって、ご依頼をいただく前よりも負担が軽くなっているはずです。

通常、将来利息をカットして返済総額が固定されていますから、「いつまで支払っても終わりが見えない」という状況ではなく、返済を行うたびにゴールが近づいてくることが感じられるようになっていると思います。

少し時間はかかりますが、毎月の返済を間違いなく続けて、債務の完済を達成してください。

ご不安な点、疑問点についても、面談にて弁護士がご説明を差し上げます。

まずは「名古屋駅 弁護士の無料法律相談」をお申込みください。

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任意整理の費用   【他の解決方法との費用比較】

  • 1社あたり:3万3000円
  • 1社のみの場合:5万5000円

【成功報酬】【減額報酬】【基本料金】などは一切不要です。
上記金額が、必要な弁護士費用の全てです。(実費は別途、ご負担ください。)
★調査の結果、消滅時効の援用に方針を切り替えた場合でも、追加費用は不要です。

すべて消費税(10%)込みの価格です。 ※任意整理・時効援用について、裁判や支払督促への対応が必要な場合の費用は、別途ご相談させていただきます。 ※過払い金が生じており、裁判を起こす場合も、訴状作成費用や出廷費用などは不要です。 ※過払い金の裁判により出廷する場合も、愛知県・三重県・岐阜県・静岡県の裁判所については出張日当は不要です。